Vol.22

 ようやく長い冬もようやく終わりそうですね、今年の冬は本当に長かった。(ため息)プラス発想でダイエットの為と自分に言い聞かせて、早起きをして雪かきをした後、どれだけ痩せたかと思い、何度体重計に乗ったことか。そのたびに現実が甘くないことを思い知らされるのですが・・・
 今回は「
思いは実現する」ということについてお話したいと思います。「思い」とは言葉を変えるなら「イメージ」ということです。逆の見方をするなら有形、無形を問わず現存している物は、誰かがイメージしたものが具現化されたものだといえます。分かりやすく言うと、私たちが普段何気なく見ているテレビは、まず発明者が頭の中で「カメラでとった映像を離れた場所で見る装置」をイメージして出来上がった物だということができます。あたりまえじゃないかと思われるかもしれませんが、他人がイメージしたものは実現して、自分がイメージするものは実現しないって思っていませんか?だって宝くじを買うときに「絶対当るぞ」って思って「宝くじが当ってお金持ちになった自分」をイメージして買っているのに当らないでしょう?それはあなたが「楽してお金持ちになること」や「お金持ちになった自分」に否定的なイメージを心のどこかで持っているからではないでしょうか。
 
私たちの頭には超高性能のオートパイロット(自動航法装置)がついています。自分がなりたいと思った自分になれる便利な能力です。例えば「歌手になりたい」と強い思いを抱いている少女がいたとします。彼女の思いが強いものであれば、歌手になるチャンスは相手の方から幾度と無くやってきます。問題はそのチャンスに気付くかどうかと、何が何でもモノにするという強い執着があるかどうかですが、思いが強ければ強いほどチャンスは向こうからやってきます。機会が与えられたり、思わぬ人脈にめぐり合ったりします。自分自身を目標に向かって走らせるだけでなく、色んなものを呼び寄せる力がこのオートパイロットにはついています。私自身も一人で起業して今日に至るまで、必要な物や必要な人材は、必要になったその都度、絶妙のタイミングで出会えたと思います。そのおかげで現在の私や会社が存在していると思います。もちろんアンテナを張っていないとそのことに気付かず終っていたと思いますが。
しかし反面、このオートパイロットは、するかもしれない失敗をさせてしまう危険な装置ともいえます。先日ある野球評論家が
プロ野球の試合中、選手がありそうな(エラーの)話をするとその通りにエラーすると言っていました。
 強く思っていてもどこかに疑問や抑制する心があると、無意識のうちに自分でブレーキをかけることになります。また「失敗するかも」というネガティブな思いも失敗を引き寄せます。学生の受験でも滑り止めに1ランク下の大学を受験するのと、1校に絞って背水の陣で当るのでは合格率に差が出るはずです「絶対にうまくいく」と自分に言い聞かせて試験に向かうだけでも合格率は上がるのです。オートパイロット機能はネガティブな方向にも作用しますので、
意識的にプラスの言葉、プラス発想をしなければいけません。この「意識的に」というのが大事なんです。否定的な言葉は、意識しなくてもダラダラと口からあふれてきます、しかもオートパイロットに勝手にインプットされていくのです。しかし肯定的な言葉というのは、かなり意識しないと出てこないものです。肯定的な言葉を使えばオートパイロットも自分に味方してくれるのです。
 大きな目標、小さな目標、人生には色々ありますが、自由自在に目標を達成することができる人と、何度やっても失敗する人の違いを客観的に考察することで、自分に足りないものが見えてきます。もっとも、今のままの自分でいいと思う方はそれでいいのです。誰からも成長を強要されるものではありません。しかし
今のままで良いという考え方は、働くのをやめて貯金で生活するようなものです。いつかは貯金が底をついて困り果てるように、人生に行き詰ってから解決策を模索することになるのです。先を見通す能力を一緒に身に着けませんか?
(2006.03.15/A.Tanaka)