暑い暑いと思っていたら、もうそこまで秋が近づいて来ていますね。夏休みの初めに子供と「キャンプしよう」「海水浴行こう」「ジャンボ海水プールへ行こう」と下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式でプレゼンして、どれか一つくらいは実現出来るだろうと高を括っていたのですが、盆過ぎて一つも実現していない現実に、少し冷や冷やしています。みなさんはどんな夏をお過ごしでしょうか?
今回のテーマは「リラックス」です。心身の健康についてお話したいと思います。 あなたは自分の「好きなこと」=「自分が喜ぶこと」を知っていますか?イライラした時、ストレスを強く感じた時に、自分をリラックスさせる術を持っていますか?仕事で疲れたときに温泉でのんびりしたり、友達とカラオケに行ったりする人もいるでしょう。本を読んだり、映画を見る人もいるでしょう。どんなものでも良いのですが、自分がゆったり出来ることが大切なのです。 人の自律神経には交感神経(興奮神経)と副交感神経(安定神経)があって、仕事など緊張するときには交感神経が活発になり、リラックスしたときには副交感神経が活発になります。両方のバランスが取れている時は健康でいられるのですが、どちらか一方に偏るとがんやリウマチ、潰瘍性大腸炎、アレルギーといった病気になってしまいます。 病気から体を守ってくれている白血球の約1/3はリンパ球です。このリンパ球は、免疫の働きのなかでとても大切な役割を果たしています。リンパ球は、体をリラックスさせる副交感神経に支配されているので、のんびり穏やかに生きていると免疫力が高くなっていきます。でも、それには限度があって、リラックスが強すぎると、リンパ球の働きが強くなりすぎて、アレルギーになるらしいのです。 何事も中庸(程々)が肝心といわれますが、交感神経の働きと副交感神経の働きを自分でコントロールすることが大事です。仕事を一生懸命やったら、温泉に浸かってのんびりしてみるとか、映画を見て午後のティータイムを楽しんだり。逆にリラックスした時を過ごしたら、次は仕事に精を出さないといけません。バランスよく仕事とリラックスタイムを使い分けることが必要になってきます。若いときは自分の健康に気を使わなかった人でも、仕事に脂が乗ってきたら健康に気を使う必要が出てきます。健康でなかったら良い仕事は出来ませんからね。肉体は自分自身の大切な乗り物ですから、車をメンテナンスするように、体も維持管理していく必要があります。十分体を整備して初めて、どんな所へも走っていけるのです。 今回は、交感神経と副交感神経をコントロールする、かんたんなコツを紹介したいと思います。お金をかけずにいつでも出来ることですから、是非今日から実践してみてください。 まず、交感神経(興奮神経)を刺激する場合はどんな時かというと、寝起きなど頭がボーっとしている時、又肉体労働をした時です。こんな時は42℃前後の熱いお湯をお風呂に張って、短時間浸かります。そうすると、血流が良くなり神経は興奮して脳も覚醒します。肉体の疲れも吹き飛ばします。仕事帰りの夜道で100万円入りの封筒を拾ったら、興奮して疲れが吹き飛ぶでしょう?これと同じ理屈です。 次に副交感神経を活性化させる必要のある時はどんな時か。「あの人にこんなこと言われた」「私のことどう見られてるんだろう」「仕事が忙しくて嫌になっちゃう」なんて時です。今度は38℃前後のぬるいお風呂にゆったり浸かるのです。好きな本を持ち込んで読書なんかもいいでしょう。肩まで浸かると心臓に負担がかかるので、イスを沈めて半身浴(みぞおちまで浸かる入浴法)がベストです。又濡れタオルなどで後頭部を冷やすと効果的なようです。 こんな風に外的な刺激で、交感神経、副交感神経を刺激しバランスのとれた健康状態を保つことで、より健全な生活、よりよい人生を歩んでいただきたいと思います。
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