新しい年が始まったと思っていたら、もう一月の半分を終わってしまいましたね。今年の年末まで、あと350日です。残りの350日をどのように過ごされますか?
今回はアキラメルということについてお話したいと思います。先日、機会を戴いて某情報誌にも載せたので読まれた方もあるとはおもいますが。今回は少し丁寧に書いてみます。 アキラメルという言葉は、仏教から出た言葉で「因果の道理をアキラカニミル」という意味が有ります。断念するという意味の「諦める」とは少し意味合いが違っています。 因果の道理という言葉は耳慣れないかもしれませんが、原因と結果の法則ということです。原因とは私たちの行為(体、口、心でする行い)を言い、結果とは私たちの運命のことです。つまり私たちの行為が運命を作り出しているということなのです。しかも行為と運命の関係は非常に密接で、よい行為は良い運命を作り出し、悪い行為は悪い運命を作り出します。例えば、大根の種を蒔けば大根が出来、ほうれん草の種を蒔けばほうれん草が出来、スイカの種を蒔けばスイカの種が出来るという事です。逆から見れば、スイカの実が出来たということはそれより前にスイカの種を蒔いていたということです。 自分の運命に置き換えると、今自分に良い運命が巡っていれば過去に良い行為をして来た結果であり、悪い運命に苦しんでいるのならば過去に悪い行為をしてきた結果が現れているのです。しかもこの法則に例外は無いのです。だから道理=真理と呼ばれるのです。 暴力亭主と結婚して苦しんでいる奥さんも、飲酒運転の車に追突されてケガをした人も、通り魔に襲われた人も、その原因は全部自分にあったのです。暴力亭主や暴走車は通り魔は「縁」となって悪い運命をもたらしたのです。悪い「種」は悪い「縁」と結びついて悪い運命をもたらすので、悪い「縁」は排除しなければなりませんが、他人の種蒔きで自分が苦しむわけではないのです。 もちろん、種蒔きと実が生る時期のズレがあるので因果関係は中々わかりませんし「風が吹けば桶屋が儲かる」式に直接関係の無い形で現れることが殆どですので、アキラカニミルことが出来ないのです。 しかし、一度この法則がわかると不平不満や恨み妬みは、馬鹿げたことだとわかります。マイナス思考と言われるものは、この因果の道理がわからないから出てくる発想です。「やるだけ無駄」「今よりもっと楽な仕事がしたい」「他人と同じ給料で、自分ばかりが多く働いて馬鹿馬鹿しい」等のマイナス思考は、因果の道理が理解できたら「やったら結果は必ず現れる」「苦しい仕事こそ明日に未来がある」「あの人と同じ給料で自分の方が沢山仕事をしているのだから、給料の差額分は貯金されているんだ」とプラス発想に転換します。 因果の道理をアキラカニ見て、良い種を蒔き続ければ必ず良い運命が待っているのですが、芽が出る前に種を蒔くのを止めるか、芽が出るまで蒔き続けるかが成功するか否かの分かれ道なのかもしれません。世の中で天才とか成功者とか言われる人たちは決して諦めないで種を蒔き続けた人なのですから。
|